マルドゥック・スクランブル(圧縮)と東京タワーとバッタ

 9日
 東京タワー大展望台夜利用の招待券を、先月懸賞で当てたのでchosu-pampaと出かけた。15年ぶりの東京タワー。chosu-pampaと一緒の行くのは初めて。トワイライトを見るのも。
 だんだん夕焼けが濃くなり、やがて灰色の夜空に。ビルの天辺の角々に丸い赤い光が・・・。どのビルにも、人がいて働いているのだろう。地面は、車のラッシュが始まった。小さい人間が動いている。
 
 『私は真吾』の緊迫の場面を思い出す。まりんとさとるが、タワーの天辺まで上っていく・・恐怖のてんこもりシーーン。

 タワー内のお土産屋は、しけた子どもだましのものばかり。哀愁がある。大真面目で売り、買う方も家で待つ愛しい人に品物を選ぶ。だけど、るるるる・・・・。買い手は、田舎から来た女子どもだろうと設定されている。可笑しい。修学旅行生がターゲットなのだろうか。

 崇高な、タワーのお姿に感動。しかし、中で「お化け屋敷」「蝋人形館」などの見世物コーナーがあり、「努力」「根性」と書かれたいんちき臭い温度計付き東京タワーの置物などが、伝統的に売られていることに、別の感動を覚えた。

 さあ池袋へ。
 午後8時50分からの「マルドゥック・スクランブル(圧縮)」を見るために急ぐが、8時15分に到着。仕方なく、カフェでパンとアイスティーの夕食。急いで食べることもできるchosu-pampaに驚く。

 映画は・・・・18禁。美少女が、売春婦で殺されそうになり、医者に再生される。15才の少女の性交シーンなどは、女として見たくなかった。
 ウフコックは、金色のねずみの姿をしているが、人格のある変幻自在の兵器。彼は、元は人間だったのでは?
 原作を読んでみたい。
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 池袋から、新宿へ向かう電車内に、茶色い殿様バッタが乗っていた、ふたりのギャルが、きゃあと言って逃げ惑ったので、ここはchosu-manmaの出番。木綿の帽子でそっと彼を捕獲。
 chosu-pampaは、大事に彼をchosu-manmaタウンまで運んだ。
 11時40分。バッタは、自宅前に着き、タクシーから降りたchosu-pampaに
近くの草むらまで運ばれた。