最後のクリスマスカード

 昨年のクリスマスカードと新年の挨拶、付録に家族の写真入の、素敵な素敵な切手を七枚も貼った手紙が、昨日英吉利から届いた。
 クリスマスカードは彼女の手製で、本当に素晴らしいものだ。デザインも字体も毎年意匠をこらしている。
 大変な大雪で郵便システムが機能しなかったとある。彼女の三人の息子達が、雪を喜び文字通りかつてない「ホワイトクリスマス」だったと。
 ものすごくふとって貫禄のついた義妹。彼女の夫もますます太り、頭ははげてしまった。
 三人の息子たちは、全員彼女に似て美しく聡明そうだ。幸せそうな、bちゃん。いつか義姉と共に彼女を訪ねたい。

 chosu-manmaは、昨年相次ぐ親類の死で彼女にクリスマスカードを出せなかった。今日作成しよう、と思い立つ。チュニジアへも、手紙を書こう。

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昨日はとても暖かい、絶好の買出しサイクリング日和。chosu-pampaが歯医者へ行く間に、ホームセンターと農協直売所へ。
 上り坂もなんのその、chosu-manmaは、ひとりで買い物する「せいせい」感を満喫した。
 必要なもの以外は買わない。けれど、あれこれ並べてある商品を見て回るのは、楽しい。
 chosu-pampaときたら、自分が見たいものはいつまでも見ていて、時間がたつのも気にしない。そして、彼はいらんものを買う。ふはっ
 一方、manmaが興味を持ち何かを見ようとすると、「さあ、もう遅くなるから行こう」と必ず詮無いことを言う。彼といる楽しさもあるが、久しぶりに買出しにひとりで遠出して、彼がいない悠々さの方が勝ると実感した。

 買いたかった表札用の塩ビプレートは無く、ピンポンの乾電池は大きさが合わない。がっくり。
 懸案だったサボテン用の支柱付き輪と、地元米を七分搗きにしてもらい、地元豚肉などは買えてほくほく。