表計算中級講座

 今日で終了。テキストに沿って先生の指導の通りにクリックしたらchosu-manmaでも、グラフを印刷することができた。
 帰りに自分を慰労するため、カフェで一服。可愛らしいウェイトレスが、ハロウィンの魔女のコスプレでとても美味しいコーヒーを淹れてくれた。焼きたてのチリコンカーン・パイも食べた。お皿を返しに行くと、美味しいパイやパンを焼いているシェフは、太っていて不細工な年配の女性で、ハロウィンの衣装を着ていないことが分かった。彼女の料理の腕前は一流だ。

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 昨日は記録的な寒さの中、大都会の天空階に住む、従妹の家へ遊びに行った。Pくんが七才になったのでお祝いをしたくて。
 けれど、従妹の家はゴミ屋敷ほど物があふれているのであまり物を上げてはいかんなあ、と思案の末・・・百円ショップで「ケーキ屋さんになりたい」という彼のためにクッキーの抜き型にした。うーん。もうひとつ、小さいねじを回せる極小ドライバーセット。ううう

 案の定、Pくんは全然喜ばなかった。

 持参したかぼちゃのプリンも、「かぼちゃは嫌い」だそうでがっくり。

 でも、ビーチボールで遊んだり、Wiiのビリヤードなどでたっぷり遊んだので、これをおばさんからのプレゼントにしよう。帰りがけに急にやんちゃを言って別れを惜しんでくれた。

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 映画『氷雪の門』感想
 映画は、記録でもある。本当のことを、多くの庶民に伝えるために作られることもある。あまりにも悲惨な、乙女達の集団自殺の顛末を描いた本作は、1974年当時ソ連大使館から「史実とは違う」と抗議されたという理由で公開が直前に阻止されてしまったという。
 これは、ソ連でこそ公開してもらいたい映画だと思った。
 
 満州も同様、戦後のソ連侵攻により日本人の非戦闘員は皆、蹂躙されたという。武器を捨てている日本兵のシベリヤ抑留も、まったく国際法違反である。奇しくも映画の中で、「戦争は終わった。停戦しないのは国際法違反ではないか。」と白旗を掲げて交渉に当たった使節団を、ソ連兵は「負けた国には国際法は通用しない。」と射殺している。

 東京裁判で日本の戦争指導者は「デス・バイ・ハンギング」で処刑されていったが、原爆を落とした国は無罪。戦後にシベリヤへ捕虜を連れ去り強制労働させた国も無罪となった。戦争で負けた国には、正義の裁きは受けられぬ。

 戦中も戦後も、庶民は正しい情報を持たず右往左往して呆気なく死んでいった。

 また、戦ったのは男、兵隊さんだけでなく若い女達も真剣に神風が吹くことを信じて、闘っていたのだ。電話交換手として、最後まで職務を全うしようとした乙女達。彼女らの遺徳を称える碑が、宗谷岬にあるという。
 いつか、花を供えに行こう。