昨日は樺太へ

 1945年の8月15日から25日。樺太真岡郵便局の電話交換手の乙女達が自決するまでの事実に基づく映画『氷雪の門』を、chosu-pampaと横浜の若干ベティで観た。
 無条件降伏した日本に対して、停戦協定を無視してソ連が侵攻、無抵抗の者達への大虐殺をして樺太を制圧した・・・。今は亡き名優の演技。南田洋子が、赤子を背負い二人の幼い息子の手を引き、逃げ惑う姿が痛々しかった。
 樺太の夏には濃い紅色の百合やあやめ、ハマナスなどが一斉に咲き、人々は平和に暮らしていた。
 素直でおぼこい乙女達が、皆仲良く真剣に仕事をしている様子や、おしるこに喜んだり、レコードを聴きロマンチックになったり、「椰子の実」を合唱したり、バレーボールに興じたり・・・本当に楽しい日々を過ごしていたのに・・・・続きは明日書こう。

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 瓶底のダリアンが昨日蛹になった。黄緑色の体が土と同じ色の茶色のカプセルとなり、その中で眠っている。どんな美女となって羽化するのか。今からとても楽しみだ。

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 昨日映画の後、かめやでパンを買い、野毛山公園でランチ。かなり歩いた。映画の後は、レストランでランチを食べようとchosu-manmaは久しぶりに、Mちゃんからもらったニットのレンガ色のワンピースを着て、ピンクのベレー帽を被りお洒落していたのに・・・・。まったく乙女心を解しないchosu-pampaは、公園で食べよう、とどんどん歩く。
 やっと到着。ベンチに座ると途端に、レギンスと靴下の間のすねがむき出しになっているところへ、蚊が猛攻撃。暖かかったからだろうか、通り過ぎるだけで滞在する人間が少ないから、蚊たちはいつも腹を減らしていたのだろうか。chosu-pampaは、ジーパンに守られて無傷。それなのにchosu-manmaの太いすねの前後ろには、八箇所も刺されたあとがついていた。四匹は殺したのだが・・・・。かーゆーいーーー
 急いで食べ終わり、図書館で脱糞後、薬局で塗り薬を買う。ほっ。

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 今夜から寒くなり、明日は冬並みの寒さが来るという天気予報の言葉に、chosu-manmaは合点した。
 昨日蚊たちは、獲物を待っていた。明日はもう凍え死ぬしかない。肥えて栄養満点のchosu-manmaの汗と体臭を遠くからキャッチして、襲撃。見事血をすすり、生延びた母ちゃんたちは昨日のうちに、産卵し子孫を遺そうとしたのだ。
 chosu-pampaが、野毛山の蚊に操られて妻を差し出したのかいな?ふふふ