生還者に休息を

 チリの落盤事故から、奇跡の生還を果たした33人。救出に当たった6人も無事に地上に戻ったという。
 どうか、マスコミは騒がずに、彼らに休息を与えてほしい。

 最後の帰還者現場監督のルイス・ウルスアさんの、統率力と決断力、知恵と勇気に驚く。
 「待て、そして希望を持て」
 本当に、極限情況の中で希望を持ち続け、他の32人にも生還を疑わせなかったのだ。地上の救援隊も、彼らの救出を開始してから52日間で、ミッションは果たされた。
 砂漠の中で、キャンプしながら夫や父や息子を待っていた家族にも驚かされる。

 大統領の長話は余計だった。ヘルメットを皆が取り、チリ国歌を高らかに歌う姿にも、本当に驚いた。感動したっ。

 かつて日本でも、炭鉱事故は起きたが・・・・。生存の可能性を信じたい家族もいただろうが・・・・救出されないことが多かったようだ。中国の炭鉱事故は、もっと悲惨だ。新聞によると、ドイツでもかつて、ちかに閉じ込められた人たちをカプセルで吊り上げて救助したことがあったという。

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 チラシを折り込んでから、200部配る。11〜13時、お腹ぺこぺこ。三ツ矢サイダー葡萄味をご褒美に飲む。

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 大きく育ちすぎた「青年の樹」を遂に切り倒す時が来た。小人マンションのベランダは実は「共有スペース」で植木は禁止。ジャングルのような、chosu-manma
の庭。避難梯子付きのわが庭。住民のためには、致し方なし。泣いて馬謖を切る気分。
 葉っぱの茂る部分を切り取って、植木鉢から引っこ抜く。ベランダに散らばった土を掃き清める。

 幹を途中で切り取って、発根させてみようかな。上の葉の部分も、発根をさせて室内に縮小して入れてやりたいが、発根してくれるだろうか・・・。

 猛暑のせいか、chosu-manmaが、数年前切り倒されたイチョウの銀杏を拾ってきて、蒔いて育てていた子が枯死。
 根を見ると、銀杏の殻がまだ付いていた。

 月曜日に記念写真を撮ってから、合掌して彼らを葬ることにする。今日も生ゴミデイだったけれど、捨てられなかった。