怖キャッター!

 20日、chosu-pampaと映画『キャタピラー』を見た。怖かったーー。寺島しのぶちゃんの丸いお尻を見てしまった。申し訳ない気がした。梨園出身のお嬢さんが、・・・・ 美しい白い肢体で、四肢を亡くした「軍神」と呼ばれる久三の上に乗り何度も性交する場面が出てくる。彼女が女優だから、裸もベッドシーンもシゲ子として演じているのだからできるのだろうか・・・

 その勇気に恐れ入る。

 反戦メッセージより、田んぼで働くしのぶちゃんの生き生きとした美しさ、たくましさ、怒り、泣き、笑い現状を受け入れて生きようとする力強さ、「女性讃歌」を受け取った。

 冒頭日本軍兵士久三が、中国人女性を追い詰めて強姦し殺す場面・・・衝撃的で本当に辛い。実際に、あったことだろう。戦争犯罪のなかで一番、一般的なものなのだろうか。人道に反する罪なのに、なんの咎も受けなかった久三・・・しかし、彼の心の中では罪の意識がどんどん大きくなっていった・・・・。

 ラストは、これから見る人のために書かずにおく。

 BC級戦犯の人が絞首刑にされる場面が、終わりにあったが・・・・実写フィルムはものすごく怖い・・・