昨夜は、コンちゃんがお冠むり
だったのか・・・。PCの作動が遅く日記が書けなかった。
chosu-manma日記に☆を付けて下さる人がいて驚く。感謝。
おとといのゲゲゲの女房のテレビ生出演。偉大なる睡眠主義者の水木しげる御大は、眠っていて最後までご出演ならなかったが、VTR出演の様子が可笑しくて本当に含蓄があるお言葉を拝聴。
彼のマンガにもいつも描かれていることだが・・・・
「妻の顔が巨大で、マンガのようだ。航空母艦のようで頼もしく力強い。」「妻の入院中はわが家から太陽がなくなったたようだ」「航空母艦の写真ばかり眺めていた」
しかし、布枝奥様は全然巨大な顔でもないし、非常に賢くしとやかな美しい方である。
「航空母艦」だと妻を称えておられるのだろうが、その比喩は独特で可笑しい。
今日はものすごい晴れ。
お日様の光が納まってから、チラシ配布に行こう。
冬の布団をもう片づけても良いかな。夏布団をベランダの手すりに干した。
朝顔の種を水に浸す。
ゴムの木も思い切って、弱っているほうの枝を切り取ろう。発根したら植えてやろう。
ちょス飯の読書日記 (仮)★★☆☆☆ ネタばれ注意
楳図かずお 『14歳』全13巻
- 作者: 楳図かずお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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もっと14才という題名の通り、その年齢にこだわって描くべきだ。こどもと大人の中間点。だから、3才で宇宙に飛び立った子どもたちが13才になるまでは省略して、まさに14才になりつつあるところを描いてほしかった。
ローズ氏は人間の欲望の具現者だが、彼の欲望の果てがこれでは、あっけなさすぎる。
チキン・ジョージは、捕食される側の「意志」として現れたのに、人間に復讐を誓ったはずが、途中で考えを変えたり戻ったり、幽霊になったり、理解できない。
「もの」として人間そっくりな不死身のクローン人間が作り出されるが、星新一の小説にあるように、奴隷(ロボット)に何もかもやらせて安楽に何もせず暮らすことは、決して「人間の幸せ」ではない。
まして地球をごみだらけにして、植物や他の生物をどんどん死に追いやっても人間だけが生き延びにられれば良い、ということは絶対にない。
小さなか弱い命を大切にしたい、してほしい、という氏には大いに共感する。
テレビ映像(グロテスクなプロレスや、やらせのホテル倒壊美女によるレスキューなど)によって、一般大衆を愚民と見なし、現実の問題から眼をそらさせようとする支配者の様子は面白かった。
いきなりの宇宙人の襲来、男女、老若問わずの集団陵辱の場面もすさまじく恐ろしさでものすごかった。恐怖シーンの画力、構成はお見事といえる。
でも、これはいっぺんに大慌てで読んだ感想。再読後、じっくり評価したい。