地域情報誌配る!
10時から11時半まで情報誌にチラシを折りこんだ物を125部近辺に配る。
疲れたー。
そして、久々の読書。
ちょス飯の読書日記
山本周五郎作 『さぷ』★★★★☆
- 作者: 山本周五郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1965/12/28
- メディア: 文庫
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これは、さぶにいつも助けられている「栄二」の物語なのだが題名は「さぶ」だ。
人は、あまりに理不尽な目にあったときどうなるか。
そして、どう立ち直っていくのか。成長していけるのか。日本版『モンテ・クリスト伯』のようでもあるが、ずっとこちらの方が優れている。
能力の劣る人が、実は世の大半を占めている。しかし、その人たちこそが、能力の優れたものを支え活かしている。
人足寄場のなかで、栄二がだんだんいろいろなことに気づき、変わっていく。
そして、ずっと栄二を慕い支え続けるさぶ。
泣いた。
最後の、種明かしは成る程と納得できるものだったが・・・。別の結末でも良かった。自分を落とし入れた犯人が、別のものの方が良かったのでは・・・。