ちょス飯の読書日記
『ゼロの焦点』★★★☆☆
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/02/23
- メディア: 文庫
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『砂の器』もそうだが、どうしても誰にも知られてはならない過去を消すために、その事実を知る人を消すというストーリーは・・・。物語としてはあり得るけれど、・・・。連鎖的に無関係な者も消されてしまうのが良くない。
娯楽としての「紙上の殺人」なのか。
推理小説は、あり得ない状況をさもありなんともう少し「リアル」に見せるものでなければ・・・。
ただ、映画はこれを膨らませて多くの人が関わり作るので、もっと娯楽性のあるものに仕上がっているだろう。
前回の映画化がかなり高く評価されているが・・・。今回のものは果たしてどうか?