2009-11-11 ちょス飯の読書日記 『死闘 関ヶ原 大谷吉継伝』 ★☆☆☆☆ 佐藤太治作 ライオンズ出版 泰流社 1987年 これは、史実を基にかなり創作された物語。大谷刑部がらい病ではなく、盲人であったとの記述は残念。 ただ、大谷吉継その人となりの素晴らしさ、部下の命を大切に思うあまりの葛藤などよく描かれている。 また作者が、かつてライオンズ石油社の社長で、通産省と大喧嘩したと解説にあるのが、興味深い。『オレは通産省に殺された!』という前著があるそうだ。