MちゃんとQちゃんと楽しい誕生日会

わが家で催したいが、会場はやはり綺麗に整頓されたMちゃん宅で。三時から楽しい会話は果てしなく続いた。けれど、毎週一度の日本語授業が七時からだそうで、六時に解散した。Mちゃんは、ある日本の新興宗教を信心し、辛いケーキ工場のアルバイトで儲けた金を全てつぎ込み、立派な仏壇を先月末に購入したと言う。「是非見せて」、と頼むと36万円もしたという大きくて立派でシックな代物だった。えらいやっちゃーーー。十年以上前に亡くなった自分の両親や、結婚する前に既に亡くなっていた日本人夫の両親のために買った物なのだった。中国では、宗教が禁止された時期もあっただろうに。本当に渋いやっちゃーーー。中国では看護婦として十七年働き、弟を交通事故で亡くしたショックから、環境を変えて働こうと、日本に五年前来日。三年前に今の夫と出会い、二年前大豪華結婚式を日中両国で挙げた。バイタリティあふれるMちゃんは不完全な日本語を、怒鳴るように話すのだった。そして何度も「私たちと仲良くなれて幸だ」、と言う。互いの夫の悪口や、妻としての日々の健闘を讃えあった。女は、茶菓だけで何時間でも無駄口を言い合うことで、いろんなことを発散することができる。男より有能な点の一つであろう。<今日できたこと>
・D誌「父への最後の手紙」下書き
・牛肉礼状
・誕生日会<明日やること>
・D誌草稿「水木しげる論」<今後の予定>
・chosu-pampa対策
・ホームラン作戦思案
・友人著の本読書、論評
・Sさん母上へGet well soon葉書、Sさんへ就職祝い