白鳳にびっくり

 昨日の大相撲結びの一番で、初めて力士が審判団に意見する場面を見た。
 相撲の立会い、つまりスタートは相手力士と呼吸を合わせて任意に行われるが、「待った」と言って息が合わないときはタイムができる。らしい。知らんけど。

 白鵬は負けてから「待った」だと思ったからこの試合は無効だと言いたげに、右手を上げたが。やはりルールは変えられない。行事がこの試合を成立と見なし、「嘉風」の勝ちとした。審判団からもものいいはつかなかった。

 ただ、彼がじっと立って抗議する姿はかっこよかった。異国でチャンピオンをずっと続けること、勝ち続けることは大変なことだ。文化も考え方も違う。その中で、大相撲大ピンチのときも、彼は一人横綱として黙々と相撲を取り続けてきた。大相撲を支えてくれた。

 この一敗にこれほど悔しがるとは。むき出しの闘志が素晴らしい。しかし、・・・。

 貴乃花親方の、協会に協力を断るという発言も出て、相撲界から目が離せない。どうなるこっちゃ。