原爆忌

 わが小さな庭には、初めてきゅうりが実り、ゴーヤの赤ちゃんが四個ぶら下がっている。
 とれたてのきゅうりを家族で分けてかじると、みずみずしくて美味い!
 72年前の8月6日も戦時中とは言え、人々はごく当たり前の朝を過ごしていたことだろう。朝餉にきゅうりを食べていたかもしれない。

 日本中をナパーム弾で火の海にして、大勢の人を焼け死なせたのに、尚、新型爆弾の威力を試すために広島と長崎に、これを迷わず投下したアメリカ。

 原爆許すまじ。ノーモア広島、ノーモア長崎。

 大多数のアメリカ人は戦争の終決を早めるために、アメリカ国民の命を守るために原爆投下は正しい選択だったという。
 
 NHKが、毎年作る原爆関連のテレビ番組を、アメリカ全土に放映しなければだめだ。今も原爆症に苦しむ人々のこと、行きながら焼け死んでいった人のこと、蒸発して消えていった人々のことを知らせよう。アメリカだけではなく、全世界に。