羽生 結弦くんのフリー

 フインランドで行われたフィギュアスケート世界選手権で、ショートプログラムでは5位だった、結弦くんがなんと完璧な演技を見せた。
 最終滑走グループの一番手だったが、世界最高得点を獲得して、後続の選手にかなりの動揺を与えて、優勝した。中国の選手もほぼ完璧の演技だったが、芸術性は結弦くんにはるかに及ばなかった。
 宇野昌磨くんも、19歳にして大変な成績でショートもフリーも無難にこなしてなんと、結弦くんに次いで二位となった。女子は五位が最高ということだったが、まだまだ有望な選手が続いている。
 平昌オリンピックが楽しみになった。
 
 結弦くんは、演技の終わりに目が二重になって、怖いくらいの表情だった。鬼が取り憑いている。勝利の鬼が。