ああ、こんなところに

 驚いた。アゲハの幼虫の頭数が少なくなったなあと思っていたら・・・。
一昨日、窓からベランダに出る足元にひとつ。プランターの台の下にひとつ。転がしてあった孔雀サボテンの葉にひとつ。そして、窓の上の壁にひとつ。この蛹は、植木鉢から降りて2mくらい上ったことになる。

 ひとつひとつの蛹には、それぞれの命令が伝達されていて命がけでそれを守り、伝えていくのだなあ。それぞれ、別の場所を選び孤独な眠りにつくのだ。

 春になって羽化するのだろうか。晩秋に飛び立ち、もう一度産卵するのか。どうか、無事に変化(へんげ)してほしい。