ちょス飯の映画評
『太陽を盗んだ男』 ★★★★★
- 出版社/メーカー: ショウゲート
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
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これは、面白い。ジュリ−の魅力が爆発している。ファンキ−で無思想で。ただ、何かに傷ついていらいらしている、高校教師が科学の力で東海村から盗んだプルトニウムを減量に、小型原爆を作ってしまうのだが、・・・
これを恐喝の種にしようとするのだが、誰に対して、何を要求するかなど、何も、考えていない。素っ頓狂すぎる。馬鹿馬鹿しくて、これをこんなにも多くの俳優、スタッフ達が必死に真剣に作ったということが、感動的だ。
ふざけるにもほどがある!!
しかし、おしゃれでもある。
菅原文太が、ジュリ−を指名したとのこと。二人の格闘も、アクションシ−ンも面白かった。
ジュリ−が風船ガムを膨らませて、パンと破裂させる場面が繰り返しあるが、爆発させたい何かを心に誰もが持っているだろう、と問いかけられているのか。