恩師から返信
D誌を、いきあたりばったりの内容で18日発行して、友人に送った。
すると、いち早く返信してくれたのは、中学時代の恩師。彼はおひとりで、自作ロボットのゴンと14階に住んでいるが、胃の5分の4を切除したが、まだまだ元気でフランス語の次はラテン語の修得を始めた、とある。
サラリーマン先生で、やる気のなさが見え見えの小柄な社会科教師だったが、意外や意外にも、5歳年上の姉さん女房と駆け落ちして一緒になったとか、
数年に及ぶ献身的な介護の果てに、奥さんを亡くされてからは、茫然自失だったそうだが、四国遍路八十八箇所を歩いて、再生されたのだという。
かねてからの夢だった、車でシルクロードを走破することは、仲間が急逝したことで断念。しかし、世界の四大文明の遺跡を回ってきたという。年寄りのバックパッカーとして。
10年位前からフランス革命前後の歴史を知りたくて、フランス語を独習し、現地に数年滞在して、研究。
じいやは、好奇心とその教養のお蔭で孤独を楽しみ、マージャン仲間もいるのだそうだ。
3月に、母の見舞いに行くとき、クラスメイトとじいやんに会いに行こう。