タケミカヅチノミコト

 昼、タケミカヅチノミコトをお祭りする小さな神社へ向かって坂を上った。すると、はあはあと駆け上がってくる人の気配がしたので、ふと振り向くとchosu-pampaだ。

 ラッパ練習で丘の上にいると思ったら、丁度帰って来たらchosu-manmaが出かけたとchosuに聞いて、ラッパを自宅に置くなり、追いかけてきたのだ。
 小人マンションの階段とエレベーターで偶然互いの姿を見ず、すれ違ったらしい。

 一緒にお参りして丘を降り、野鳥を池のほとりで眺めながら、ラッパ練習をしている彼に持っていってやるつもりだったおにぎりを食べた。

 神社は人気がなく、ひとりで行くのは危険だという。50過ぎの不細工な妻に向かって・・・タケミカヅチノミコトに夢中になっている妻を心配し、chosu-pampaは神様に嫉妬しているのだった。

 じゃあ、何か護身用の武器を持ってお参りに行こうか。
chosuが就職できますように。一人前になれますようにとまた、祈りに行こう。歩行訓練とストレス解消、祈りのために。

 久しぶりにビーフシチューを作った。じっくり煮込んで、まあまあの味。だが、chosu-pampaは牛肉が嫌いなので、まずいそうだ。