給料日の楽しみ

 20日は薄給ながら、chosu-pampa様の給料日。

 19日ふたりでカフェへ向かった。自転車をこいで隣町にあるお洒落な店へ。その前に、chosu-pampaの下手なラッパ練習に付き合った。「ぶんぶんぶん」、などを練習しているのだが・・・。下手すぎて参った。

 美味しい焼き立てのサーモンピザとベーコンときのこのトマト味パスタ。それに、50円追加してブレンドコーヒーとアイスクリームも。美味しい。ささやかな、貧乏人の楽しみだ。2000円也。コーヒー豆も200gそのお店のオリジナルブレンドのものを買った。

 ふたりで、『越境者 松田優作』の感想を話した。

 よく、ぐれなかったなあとchosu-pampa。

 彼は、在日韓国人二世、しかも私生児として生まれ売春宿のひしめく街で育ったという。
 
 喧嘩っ早く暴力事件を起してしまったこともあった。だが、スターになりたいと、彼は真面目で必死に努力していた。そして小心者でもあった。
 やっとテレビにも出て映画も当たり、有名になったころ糟糠の妻を捨て、若くて美しいぴちぴちな熊谷美由紀と再婚してしまったのだった。

 彼の母の猛烈さ。厳しさと子を思う優しさがあったればこそ、松田優作はぶれなかった。のだと思う。

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 chosu-pampaの友人が、還暦も近くなった年末に家を建てる。なんと素晴らしいことだろう、うらやましい、さぞ奥様は喜んでいることだろうと思う。だが、件の友人は鬱々しているそうだ。

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 帰りに、焼きたてパンと農家の無人直売所で赤い柿を5個300円で買った。毎秋義母が、ふるさとの柿を送ってくれていたが、もう今年は来なかった。50個近く送られてきたこともあり、その当時は辟易して近所に配ったが、来なければこれも寂しいものだ。
 
 だが、chosu-manmaタウンの柿も、なかなかどうして甘いじゃないか。