ちょス飯の映画評

 ネタばれ注意!!!この映画を観たい人は、読まないように!!!!
 『攻殻機動隊ARISE』 ★★★☆☆

 まったく別の、草薙の物語。
 だが、前作の記憶と違う彼女の顔や体型、声。馴染めなくて、またわかりにくいストーリーで、☆三つとした。
 冲方丁脚本、士郎正宗原作。
 只で、もらえた解説書を読んで、知識を補っていろいろなことが納得できた。もっと、単純明快で楽しめる方が良いと思うが・・・。
 平日の映画館、観客は10数人。コアなファンは、続編も期待しているのだろうか。
 
 日本のアニメは、どんどん複雑なひねりの深い、絶望の果ての希望というものが多くなってきたのではないか。
 
 胎児のころから、身体が無いなんて。悲しすぎる。人間はどこから人間なのか・・・。アトムの中では、却ってロボットの方が理想化した人間の魂をインプットされて生きているように、描かれていたが・・・。

 草薙が軍を辞めて、「荒巻」というじいさんの部下になるが・・・。クドカンはこの「荒巻」をあまちゃんの中で使っているのかな。うふふ
 
 押井 守「イノセンス」があまりにも、すごい映像美と完璧な世界観だったので・・・。あの後から攻殻を作るのは大変だ。