大正琴の音色
20日友人と、知人の大正琴発表会へ。
昔懐かしい、歌謡曲、童謡、世界の唱歌・・・いろいろな曲が、10数人の高齢女性サークルの人たちによって、哀愁漂うかすれた音で演奏された。
惜しいかな、音を外す人がちらほらいる。いいや、ご愛嬌。子育てを終え、パートを休みおばちゃんたちは、熱心にお稽古してきて年一回の発表会を迎えたのだ。
皆綺麗に髪を染め、パーマをかけたりセットしている。分かれ目が、気の毒なほど広くなってしまったご婦人も。
きらきらラメを付けた、赤や、緑、青など鮮やかな色のつるりとした生地でこの日のために拵えた、チームごとでお揃いのブラウスに身を包み、イヤリングと首飾りも、キラキラ光っている。
演目の中の「高原列車」「さざんかの宿」には胸にぐっと来た。
亡き叔父が、私が小学生のころ歌ってくれた「高原列車」
亡き叔母が、カラオケに行くと、一つ覚えで歌った「さざんかの宿」彼女は、飴玉を舐めていて歌う時出しておいて、歌い終わるとまたそれを口に含んでいたという。
彼女の急死後、駆けつけると・・・二階の神棚の前に・・・舐めかけの飴玉が置いてあった。
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久しぶりに、会った友人とコンサート後半をパスして、レストランへ行き、歓談。
互いの無事を喜び合った。
彼女の、職場の困ったチャンの話が、最後に出てきた。またしても。
困ったチャンは、61才なのに常識がない。自分を棚に上げ、他人の悪口を言わないと気が済まない。・・・
〇〇さんが、あなたの悪口を言っていたよと言う。
どういう、生育歴なのだろう。やや興味を持つ。だが、一緒に働いている彼女は、バリヤーを張って頑張ると言う。