6日 アゲハの死骸

 chosu-pampaが、早番で出かけ自転車の鍵を置き忘れたから回収頼むと、朝もハヨから、電話してきた。
 ドアを開けてびっくり。廊下にアゲハが倒れている。奇形の翅。これでは、飛べぬ。昨夜の風でどこかから吹き飛ばされて、我が家の前へ来たのか。怖い、かわいそうに。

 そっと、紙で拾い上げ、死亡を確認して夫にも見せて埋葬しよう。

 夕方帰宅した夫に見せる。明日、夏蜜柑の木の根元に埋めるよ。

 真夜中、先に寝ていたchosu-manmaに、pampaが恐怖の一言、「アゲハは、2匹だ。一匹は、まだ生きているよ。」「ぎょえーーー」一匹だったのに。何故。死んでからふえるのおおおお


 7日、恐る恐る、見てみると。ただ、2匹が重なって1匹に見えただけだった。だが、同じ日に羽化し、同じ場所に飛ばされるという、偶然の出来事に震撼。
 8日、懸命に彼女は身体を動かしているが、人間が助けることはできない。ごめんね。綿棒で砂糖水を口元につけてみたが、・・・くるくる回った口吻が伸びることはない。
 夜、生きていた1匹も昇天。

 寒い冬を乗り越えてやっと春になったのに。かわいそうな奇形のアゲハたち。きょうだいだったのかな。

 chosu-pampaは、原発事故の放射能の影響だなどと言う。
 後で死んだほうを、大ちゃん、先に死んだ方をおちびさん、と名ずけて墓を掘ろう。