蘇る娘道成寺

 実家に放ってあった、昭和44年・東京高等人形学院の通信講座の人形を作ってみた。「おとずれ」「娘道成寺
 せこく、帯で隠れる部分の布はない。虫ピンで留める、と書いてある。

 26日から作り始め、28日完成。足を台に固定するのが難しかった。だが、かなり、簡単にできた。
 紙を巻かれた、顔を解放してやれて懸念が払拭。
 胴体が藁で出来ていることに、驚く。

 文化人形も確か、中身は藁だった。

 やはり、いくら人形とはいえ「ヒト型」をしているものに針を刺すのはかわいそう。着物を縫って着せることを思い立ち昨日、娘道成寺の方を作り替えてみた。