ちょス飯の読書日記

 『僕は、そして僕たちはどう生きるか』★★★★☆

僕は、そして僕たちはどう生きるか

僕は、そして僕たちはどう生きるか

 今の14才に、向けて「自分を持って生きよ」と書かれている。大変な心の傷を負ってしまった友人を、私たちは救えるだろうか。まして、自分のせいで・・・・
 今の子ども達をとりまく「悪」に、魂を殺されてしまったユージンとインジャ。素直で平凡な僕=コペル君。

 これは、大人も読んだ方が良い。

 ただ、ユージンが、不登校を選んだ理由は不自然過ぎる。物語にしても・・・取材から得たことなのかも知れぬが・・・
 ユージンは、集団、先生からの圧迫に自分の大切なものを手放してしまうが・・・・ここは、本当に胸が詰まった。
 
 このことを、経て自分の声を出さねばならないといいたいのか・・・・