今週のお題

 この夏はおばあちゃん気分を満喫したなあ。
 実際の孫はいないけれど、二組の友人、親戚家族がこどもたち(小学生、幼稚園児、赤ちゃん)の夏休みを利用して遊びに来てくれた。
 来客のために一月以上前から、夫婦で部屋を片付けたりあれこれ料理や飲み物、お茶菓子のメニューを考えたり・・・・。
 白髪の髪をおばあちゃんっぽくお団子に結って、おばあちゃんくさいコスプレをしてお出迎え。

  アゲハの母さんが、わが家の夏蜜柑の葉の上に先月中旬産卵に来た時から、幼虫の姿をこどもたちに見せられるかと思うと、わくわくしながら観察してその日を待っていた。こどもが来たときに幼虫が、黒に白い模様のふん状態から、黄緑色の葉の色に脱皮していてくれるかと心配したりして。
 しめた!丁度、Tくん一家が来る日の前日に綺麗な黄緑色の姿にのわら、のわり、のわるアゲハの幼虫三兄弟が変身してくれた!

 けれど不発。三匹を見せるとこどもたちは「家にもいる。」とか、「・・・・」とノーコメント。
 私は「うわあ、すごい。こんなのが蝶チョになるの、本当?」などと言ってくれるものと期待していたのだった。

 こどもたちは会うたびに成長している。私が以前会った時と違い、皆おとなしくなり、はにかむようになっていた。

 夫もやったことないテレビゲームを設置して猛特訓の末、コントローラーの操作を覚える。マリオカートでこどもと対戦。一勝一敗に。

 あれもこれも食べさせたい、見せてあげたい、してあげたい・・・けれど、来客の滞在時間は限られている。《小人マンション(わが家の愛称)は日帰りコースのみ受付のおばあちゃんの家》
 
 こどもたちの負担にならないように、私はあふれるサービス精神を抑えるのに苦労した。また来てねええ。

 田舎の義母をいつの間にかコピー。