昨日の朝は大雨、今朝は地震

 昨日、ざんざん降りの雨の朝。これは、んん叔父が亡くなる意味の涙雨か、と矢も盾もたまらず朝三番のバスで見舞いに行く。大反対のchosu-pampa。お前の体調が悪化するに違いないと。けれど、心が体を動かす。今行かねば、死んでしまってからでは会えぬ。
 新幹線ひかりで行くと、4時間で叔父の集中治療室に着いた。ここからが長い。叔父の娘が主治医に話を聴いているからと30分以上も待たされ、再度尋ねるとやっと面会できた。

 !叔父は座っていて、いたって穏やか。白い顔をしていて機器につながれてはいるものの、「死の臭い」がしない。微笑んでchosu-manmaが来たことを驚き喜んでくれた。

 むすめのE子は一昨夜、電話口で泣いたからchosu-manmaに心配かけてしまった、と恐縮。違う。どうしても、会いたくて来たのだよ。
 
 叔父の心臓の冠動脈は半分しか通っていない。次の発作は命取りになる。だが、手術に耐えられぬ状態だという。人工呼吸に切り替え、良い状態になってから手術するか、自然に任せるか。医師が判断せよと言うそうだ。何が本人にとって負担にならないのか。人間としてほこり高く死んでいくと言うのはどうだろう。

 人一倍誇り高い叔父の意志はどうする?