ありゃりゃんこりゃりゃん

 朝から寝ていて、夕方やっと元気になり〇ストアに買い物に行き、知り合いのパン屋のパートさんに会う。彼女は仕事帰りで、制服を着替えて買い物をしていた。
 ありゃりゃん。帽子の下の髪は白髪がちらほら。髪染めが剥げたままだ。Tシャツもぼろぼろ。疲れ果てたご様子だが、帰りを待つ息子達や夫のための夕飯の献立を考えながら、のろのろとカ−トを押していた。
 小柄で童顔だがハスキ−ボイスの彼女。子ども達のためがんばっているのだろう。
 美味しいパンをいつも作ってくれてありがとう!と彼女に言うと素直に喜んでいたが、貧困大爆発のchosu-manmaは、手作りパンがたとえ一個百円になっても、一斤89円の食パンしか買えぬ。貧しくてごめん!